50代をどう生きていく?と日々、団地で考える

人生100年時代、まだ半分を生きたところ!?さて、これからどう生きていこうかと考える日々の記録です。

ミドルエイジ・クライシス(中年期危機)


本を読んでいて、偶然「中年期危機」という言葉に出会う。
私のモヤモヤ~な感じは
中年期危機という概念があるぐらい、一般的な現象なのですね。


でも、どうして中年期危機は起こる?


心理的側面:ずいぶん生きたなぁ。そのうち自分も死ぬのだなと思い始める。
生物学的側面:老化、生活習慣病、更年期障害を実感する。
家族的側面:子供の自立、夫婦関係の変化、親の介護などが起こる。
社会的側面:昇進、挫折、限界を感じるようになる。


まだ老人ではないこの時期特有の焦燥というか、
居場所の不安定さが関係しているようで
改めて、人生を振り返り


「自分のこれまでの選択は、正しかったのかな?」


と考え始める。
ここからがドツボにはまるか、
新たな自己と向き合い、その先の生き方の模索を始めるかの二択になる?
危機ではあるけど、この先続く人生を豊かにするための出発点でもある時期。


中年期危機をうまく乗り切るには、
変化を受けいれ、今までの価値観や生き方を軌道修正し、
自分はこれでいいのだ考え、自己肯定につなげるのが落としどころみたい。


生きていることは変化すること、
自分や自分を取り巻く環境は、いつも変化し続けているのだから、
若い頃の価値観にこだわり続けると、苦しくなるのも当然。


これまで見えなかった問題や願望に直面したとしても、
失うことばかり恐れずに、「いま、自分に何ができるか」に意識を向けること。
現在の出来事を充実させることが未来の充実につながる・・・。


なるほど。
「過去」の出来事は「今」の自分であるために必要なもの、
これまでを肯定し、今をしっかり生きることが大切。


50代のこれからは、現在思考で生きる。
「いま」「ここ」「自分にあるもの」をポジティブに捉え、
大切にすることに意識を向けること。


ん?これって中年期特有ではないような・・・・


結局は
暗い未来を容易に想像できるから、
そんな未来を考えてクヨクヨする暇があったら、
今できることに全力を尽くせってことね。


生涯発達心理学 -- 認知・対人関係・自己から読み解く (有斐閣アルマ)
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